まずは現状の把握から
変動か、固定か、ミックスか、……いろんな選択があります。私も夫も銀行関係者でもなんでもないです。実際借りていて、返済額の差、気持ち的に違ったので、あくまでうちの場合の返し方を書きたいと思います。
気づくのが遅かったのですが住宅ローンは借金です!
無頓着はリスクに直接つながります。
返済方法
・元利均等法式…返済額が変わらないので、利用する人が多い。住宅ローンの最初の方はほとんど利息を支払って、元金が減りにくい。
・元金均等方式…住宅ローンの最初の方はたくさん払わなければいけないが、元金は全期間同じだけ減っていく。
ローンの最初にお金がある人ってそもそもその額を、借りずに頭金として回す気がするので、元金均等方式を選択する人ってかなり少ないのではないでしょうか。
現状把握
つまり、今現在自分が借りている銀行の金利と残りの期間と、今現在の金利の動向が低金利なのか高金利なのか、変動、固定にどれくらいの差があるのかを調べる必要があります。
新築分譲マンション時、その①
完成会の時に来ていた地元系銀行で、何もわからず説明を聞いて、それじゃお願いします的なおバカ新婚夫婦でした。大切なことなのにろくに調べもせずで。共働きだったしきれいな新築マンションに脳内お花畑でふわふわしていました。
「今なら標準金利からマイナス何パーセントですよ~(営業スマイル)」
とかの謳い文句でその何パーセントがどれくらいのものなのかもさっぱりわからないまま契約してしまいました。本当におバカです。
しかも、変動金利と固定金利(フラット35、金利3%ちょい?あやふや)のミックスでした。手続きも倍、手数料も倍…。無駄すぎる。金利もそこそこ高いんです。
団体信用生命保険料も払っていたり(込みの銀行もある)、今思うとすごい額の無駄が…
しかも、元利均等方式だったので、住宅ローンの当初、さっぱり元金が減らない時期です。こんなに払っているのにまだこんなにローンがあるの!?と気づいた時にはクラクラしました。
新築分譲マンション時、その②
子供を産む際、私の仕事をセーブ、出費を減らさなければ、とやっと遅すぎですが気づきました。
見直すなら早い方が絶対いいです!
地元系銀行へ一応金利は下がらないか、聞きましたが難しいとのこと。
よく言われている住宅ローン見直しの鉄則
残り10年以上で金利差1パーセント以上なら見直すべし!
うちは余裕で見直し対象でした!(笑)
何も考えず安心できるメガバンクだとか、普段お世話になっているから金利も優遇されているはずだ、とか、思い込みは危険です。
よくよく調べてその時金利が低く、団体信用生命保険が込み(年間だとわかりにくいですが、30年間35年間を掛け算するととんでもない額になります)の銀行に決めました。
その時決めた金利は、全期間固定2.3%でした。
今よりは金利高い時期でしたが、それでも全期間固定でこの金利は当時はかなり良かったと記憶しています。
しかも初期費用って借りる金額にもよりますが普通は何十万とかかるものですが一桁の銀行で(どこかわかりますね^^;)、借り換えのハードルが下がりました。(それがその銀行の狙いだとも言えますが)
一応、借りていた地元系銀行に、「この銀行がこの金利で出していますが難しいですか?」と打診してみましたが、「今までのこともあるし、努力したいのですが、この金利はうちでは無理です…」と言われたので心置きなく借り換えました。
でも変動と固定ミックスで団信を別で払うより、断然返済がラクになり、さらに元金も目に見えて減りだしました。(年が経過したのもありますが)
精神的にほっとしました。
全期間固定でこの金利、これ以上下がることもないと思っていました。
これ以上、今後住宅ローンについて考える必要もないと思っていました。
…でもそれは絶対違います。
フラット35でも全期間固定金利でも、もっと下がることがあります。
わずか数年で、10年以上、1パーセントの金利差の時代がありました。
結構頻繁に見直していた方がよさそうです。
きりがないから見ない、ではなく、目をそらさず意識し続けて管理していくことは、大事な資産を守るために必要です。
金利が借り換えるほどでもなく下がっていたら悲しくなりますが、もっと下がれば借り換えられると思えば耐えられます(笑)
変動、固定のあたりとともに後半へ続きます。
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