信用問題についての今。
逆に高いものを買う方が安心
相場より安いものって不安になります。
前回書いたランドセルもそうです。型落ちってわかっていても、ランドセルが1万円台だったりすると、大丈夫なのかな、なんて不安になります。
今のランドセルの相場は4万円台から9万円台で、80%以上は占めていると思います。
価格が高いものは、見合う価値があるのか吟味が必要ですが、高い分には安心料金、ブランド料金が含まれて、むしろ購入する不安は少ないように思います。。
いくらいいものでも、ノンブランドで10万円超えるランドセルはないし、売れませんが、ブランドものだと安心だし、価値があると考えてしまいがちです。
平均的が安心する日本人
私だけでしょうか。日本人の悪いところであり、真ん中だったら間違いないと思いがちです。みんな違っていい、なんて教えられてきませんでした。
なんでも平均点よりちょっと上くらいがいい。
逆に今はいいところを伸ばそうとする教育ですよね。
買い物でも、価格は真ん中ぐらいを選びがちでした。今でもこだわりのないものは特に大中小の中を選ぶと間違いない、と思っています。
ブランドの良さ、メーカーの良さはあると思います。
ブランドもそうですが、日本製など安心料金を払ってもいい、と思えるものには払う価値があると思います。
ハウスメーカーの信用
最近、大手ハウスメーカーが信用を落としてしまっています。
その会社がよかったから。信用して、大手の場合は特に安心料や信用料金がかなり上乗せされているからこそ大問題になります。
安いものというのはリスク込みで受け入れているところも多少はあるので。
安心料金をここに払って、他にも業者はたくさんあるのにそこに決めたのに、という裏切られた気持ちはなかなか癒えません。
消費者の心理を逆なでして、失った信頼、失ったお客さんは帰ってきません。企業イメージが一気に落ちます。
家は、それこそローンで建てるほど高額で、中間業者がたくさんあるので不透明な部分が多いです。余計にメーカー安心料金を払った消費者の裏切られた気持ちは強いと思います。
ブランド料は信用料。払う価値があるかよく考えるべき
消費者は選ぶ権利があります。
ブランドで決めるのはそれはそれで楽だし、合理的な考え方だと思います。
実際私も食品や服とかで好みの傾向のメーカーしか探しません。ある程度選択肢を削減しないと選びきれませんから。
お気に入りのメーカーがあって、それにちょっと入れ替えできる柔軟さがあればちょうどいいと思います。
メーカーで選ぶのも理にかなっているのです。
ハイブランドはそれだけコストがかかっていて、いいものを厳選されています。その信用、安心料金です。ハイブランドになればなるほどイメージが大事です。
CMの内容でも高額なもの、ハイブランドなものほど商品そのものというよりは企業イメージ的なCMになります。
イメージ込みでその価格の価値があると思うブランドは購入する価値があります。安心なメーカーは割高でも買う価値があります。
商品だけ、CMなしで勝負する企業で買うのもそれはそれでコスパもよくてそれはそれでも価値があります。
価値観で商品を決めるのは消費者です。
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