子どもの自分基準vs親の価値観

日常

ラン活から学んだ子供との価値観

ラン活とは

ランドセル活動です。最近広まった言葉ですね。

年長の子供がいるご家庭ではもうすんでいらっしゃるご家庭、まだこれからなご家庭、真っ最中なご家庭いろいろいらっしゃると思います。

ランドセル活動は、関係ないという方も多いとは思いますが、子供との向き合い方、お互いを尊重しあう姿勢など勉強になったので、備忘録的に娘との奮闘(?)を書こうと思います。

ラン活で何が問題になってくるのか

問題その①自覚のないままラン活突入

ランドセル業界では、今年は消費税増税、10連休との兼ね合い(帰省で、おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらうなど)で、特に早くに始まったと思います。

まだ子供も年長さんになってもいない時期から新作発表……子供はまだまだ興味ないですよね。小学生の自覚って言っても姉がいるうちの次女でさえ全くありませんでした。

上の子の時代は秋ごろに買いましたよ…。

子どもが減っているのに早く早くの流れで、あまりに早くなりすぎてどうなの?と正直思います。

でも人気のモデルから続々と売切れていくので早く動くに越したことはないのです。ゆっくり動いた人は選択肢が少なくなって選びやすいというのもありますが。

問題その②親(出資者)と子供(使用者)との価値観の違い

親の求めるものを買いたいのですが、子供はうんとはすぐには言いません。

お子さんそれぞれこだわりがあると思います。こだわりなさ過ぎて困る、というのもありますが、長引けば長引くほど、主張が出てくるんです。

さっと終われば時間もお金も無駄な知識も増えず(笑)楽です。素晴らしいです。

子どもの自分基準

選択肢を与えるから迷うのであって、親が好きな工房でえらばせるのも一つだと思います。

選択肢が多い中、親の希望、子の希望を考えました。

親(私)…牛革、シンプル

次女…自動ロック。

子どものこだわりはこれだけだったのです。まずここから始まりました。

大人は様々な見方ができるから優柔不断になる

まず、革のランドセルで自動ロック採用の工房を探しました。展示会にも行って決めかけました。

…ただやっぱり重い。どうしても革のランドセルは重くなる。

次女は小さめさんなのでそこだけが引っ掛かり、人工皮革のランドセルを考えだしました。革の風合いがよかったので残念ですが。

ラン活が早すぎて、一年後だったら、もっと体格も変わって革のランドセルが似合うようになっていたかもしれませんが、ランドセル商戦の速さの失敗もここにあると思います。工房系で買いたかった…!(叫び)

結局そこから次女も興味を持ち始め、CMでやってる量産型のメーカーものがいい!ということになりました。

安ピカという機能がいいらしいです。^^;

娘の場合、かわいい刺繍のもの~よりも、小学生男子が好みそうな機能がスゲー的なものが希望だったようです(笑)

大人はその機能を最重要としては考えないのですが、そこにこだわりをもってしまったから仕方ありません…。

最終的には

親(私)…軽めの人工皮革、シンプル

次女…自動ロック、安ピカ

安ピカという時点でかなり候補が絞れたので逆によかったのかもしれません。

自分に自信をもって選ぶこと

これまでは親が子供に与えていたとは思うのです。服などで好きな服、着ない服などのこだわりはあったと思いますが、ここまで高額で長く使うものはランドセルが初めてです。

自分で好きなもの、好きなことを選んでいけるようになってほしいな、と思います。

極論どれを選んでも間違ってはいないと思うのです。ランドセルに限って言えば今時のランドセルはどれでも問題ないです。どうでもいいといえばどうでもいいのです。小学生になってからはたかが道具です。

うちの長女は基本口出ししませんでしたが、小学生の意見を参考に聞きました。刺繍なんていらない、シンプルでお姉ちゃんぽいものがいい!むしろ自分も本物の革がよかったと言われましたけど(もちろん安ピカもいらない…笑)本当にその子によりますね。

次女も長女の言うことは真剣に聞いていました^^;

次女は軽い方がいい、安ピカ必須のようで長女の言うことをまるきり取り入れはしないのが偉いな、と思いました。

親の価値観、子供の価値観で折り合いをつけていく始まりがラン活なのかもしれません。

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