家事がしやすい間取りを考える①洗濯衣類編

間取り

洗濯や衣類の管理

既製品とオーダーメイド

3回目で自分の思うような家が建つといわれていますが、同じ土地に3回も家を建てる人ってまずいないでしょう。

何回も家を購入して引っ越す人はいるかもしれませんが場所が変わると日当たりや住み心地という条件も変わってくるので同じ土地でということだと思います。

注文住宅、もしくは大規模リノベーション(水回りを変えるとなるとかなりの大規模になります)だと思い通りの家になりますよね。

建売もしっかりした工務店が立てたなら私は別に構わないと思っています。

こだわりを持てば持つほどコストがかかるので、ある程度の妥協、あるものに工夫して自分を合わせるのも大事なことだと思うので。

こだわりを持って建てたところで100%のものができることもないですし。

ニッチなこだわりでコストが跳ね上がるなら、そこまでしてと思いますが、ある程度の思い通りにすることができる注文住宅も価値があるものだと思います。

最近は既製品が安い、オーダーメイドは高いという固定概念は覆されるようなこともしばしばあります。既製品でもマージンが高くて価格が跳ね上がることもあります。

家事動線って大事なの?

家事動線というのは具体的に、料理、洗濯、掃除の各分野もしくはそれぞれの無駄な動きを少なく早く楽に動く方法を考えるものです。

注文住宅でお家を建てる方はまず家事動線を考えます。

私は家事動線を考え抜くことでかなりのこれからの時間の短縮ができ、空間も快適に変わると考えています。マンション住まいなのでうちはあるもので工夫するしかないですが。

実家はハウスメーカーの注文住宅ですが昔はそこまで言われていなかったからか家事動線がいい間取りだとは思いません。

洗濯

まず、洗濯機を1階で回して2階のベランダに干しに行くのも私はかなり手間だと思います。そういうお家も多いと思いますが、とくに実家は洗濯機と干す場所は家の一番遠い場所です(笑)

団塊の世代の年老いてきた親もかなりの負担だと思います。

でも庭に干すと下着類が外から丸見えなので……。

注文住宅の戸建てなら吹き抜けの上から光が差し込むサニタリールーム、ランドリールームがあるといいと思います。花粉の時期も梅雨の時期も室内干しができます。

日当たりがいい場所、風通しがいい場所って洗濯物を干したくないのです。

恐らくそういう場所はリビングの広い窓で外を見られるように作っているのでスッキリさせておきたいです。洗濯物を干して台無しにしたくないです。

ランドリールーム、サニタリールームがあると、それをリビングで見ないで済むし、すぐ干せるし取り込めます。

さらにファミリークローゼットがあると各部屋に洗濯物をしまう手間が格段に減ります。

ファミリークローゼットは家じゅうの衣類が大集結するので洗濯だけでなく管理も楽です。家族の必要数を一目瞭然で把握できるのです。ファミリークローゼットがあるお家見せていただきましたが管理しやすそうだなと感じました。

ただ収納力があるので、必要以上に持ってしまう危険もある気がしました。

衣類の収納庫にならないように気を付けなければなりません。

マンションの場合

マンションの洗濯機の位置はまず決められた位置にあります。ほぼお風呂の隣の洗面所の一角に洗濯機があるのではないでしょうか。

浴室乾燥で室内干しならすぐ隣に干すだけだし、ベランダや窓の近くに部屋干しにしても数歩ですみますので、マンションの場合の家事同線は各分野においてはそこまで考える必要がないのかもしれません。

最近はマンションでもファミリークローゼットがあるお家もありますし、一辺倒だった3LDKの間取りも多様化してきたように思います。

でも基本的にはマンションの家事動線ではそれぞれではなく、料理洗濯掃除、全ての動線を一列に考えたらいいだけだと思います。

リノベーションすることで変わってきますが、水回りは制限がありそこまで変えられません。配管は共用部だからです。

…続きます。

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